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「宇宙桜植樹10周年記念誌」の贈呈式が開催されました

2024年2月5日

 多摩商工会議所では、都立桜ヶ丘公園に宇宙桜(そらざくら)を植樹して10年となるのを記念して、「宇宙桜(そらざくら)〜宇宙を旅した桜たち〜」を作成しました。

 未来を担う子供たちにぜひこの貴重な宇宙桜(そらざくら)を知ってほしいとの願いから、この記念誌を、多摩市及び多摩市教育委員会を通じて、市内の小中学校と図書館に500部寄贈することになり、令和6年1月26日(金)、多摩市役所にて「宇宙桜植樹10周年記念誌贈呈式」が開催されました。



左から、千葉教育長、阿部市長、伊野会頭

 多摩市からは、阿部裕行多摩市長、千葉正法教育長、陰山峰子副市長、小野澤史教育部長、山本勝敏教育部参事、磯貝浩二市民経済部長が出席され、多摩商工会議所からは、伊野弘明会頭、須崎覚専務理事、守屋雅子主任が出席いたしました。

 伊野会頭の贈呈者挨拶に続き、伊野会頭より阿部市長に目録と記念誌が贈呈され、次に、千葉教育長に記念誌が贈呈されました。

 阿部裕行多摩市長は謝辞の中で、10年前、都立桜ヶ丘公園で開催された「宇宙桜植樹祭」で宇宙桜を植樹された時の思い出を語られ、「その時の桜が10年を経て、私も毎年桜の季節に見せていただいていますが、見事に花が咲いています。宇宙桜の成長ぶりを眺めながら宇宙桜の逸話を聞く、桜ウォークを開催されていることに、感謝申し上げたいと思います。」と語られました。そして、全米桜の女王が都立桜ヶ丘公園に来られ、桜の植樹を通して多摩市で国際交流が行われたことに触れ、「この宇宙桜(そらざくら)の企画はとても夢があり、これからも息長く応援してまいりたいと思いますし、今回このような形で10周年記念誌をいただき本当に嬉しく思っております。」と挨拶されました。

 続いて、千葉正法教育長からは、「さっそく、今頂戴した宇宙桜記念誌を、各学校や図書館を通じて、市内の子供たち、また市民の方々にお届けしたい、と思っております。」「記念誌を子供たちが手に取ることにより、自分の可能性を、宇宙を旅してきた桜の種の成長と重ね合わせて、大きく広げていってくれることを確信しております。」と挨拶されました。

 この「宇宙桜記念誌」のデジタルブック版を公開しています。スマートフォンやタブレットでもご覧いただけますので、ぜひご覧ください。





「宇宙桜 〜宇宙を旅した桜たち〜」デジタルブック版

 なお、宇宙桜記念誌は、市内小中学校及び市内図書館への配布を目的として作成したもので冊数に限りがあり、一般の方々への配布はいたしておりません。
 お手数ですが、市内図書館または多摩商工会議所にてご覧いただくか、デジタルブック版でご覧いただければ幸いでございます
。よろしくお願い申し上げます。



◎宇宙桜(そらざくら)とは・・・
 宇宙桜(そらざくら)とは、若田光一宇宙飛行士とともに、宇宙を旅した桜のことです。
 2008年11月、スペースシャトル「エンデバー号」に、日本を代表する全国14種類の桜の種が搭載され、宇宙に出発しました。2009年7月、約8か月半の宇宙の旅を終えて、若田宇宙飛行士とともに無事地球に帰ってきた種のうち、ごく一部が発芽し成長した桜は、宇宙桜(そらざくら)と呼ばれています。

 都立桜ヶ丘公園には5種類の宇宙桜が植樹されていますが、5種類もの宇宙桜が植樹されているのは、全国でもここ多摩市だけです。宇宙桜は10年で見違えるほど大きく成長し、多摩市の新しいシンボルとなっています。詳しくは、多摩桜プロジェクトホームページをご覧下さい。



醍醐桜(だいござくら)<岡山県真庭市>


三春滝桜(みはるたきざくら)<福島県三春町>


稚木の桜(わかきのさくら)<高知県佐川町>


ひょうたん桜(ひょうたんざくら)<高知県仁淀川町>


高桑星桜(たかくわほしざくら)<岐阜県岐阜市>


【本件問い合わせ】
多摩商工会議所多摩桜プロジェクト  TEL:042−375−1211