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多摩よこやまの道 防人見返りの峠
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 多摩よこやまの道 防人見返りの峠
多摩市長
阿部 裕行 様 |
| 「赤駒を山野に放し捕りかにて 多摩の横山徒歩ゆかやらむ」万葉集で読まれている防人の妻による歌です。663年。朝鮮半島の白村江の戦いで唐・新羅の連合軍に大敗した当時の日本は、唐への防衛体制を整えるため九州沿岸に東国から防人を徴兵し守らせました。横山の尾根道で家族との別れを惜しむ防人たちの姿が伝わってくる歌です。現在は、多摩丘陵に造成した多摩ニュータウンの街並みをみることができるこの峠道ですが、古代のロマンと息吹を感じます。高度経済成長を支えた往年のサラリーマン戦士の姿とダブって見えるのは私だけでしょうか。 |
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「多摩よこやまの道」は、万葉時代の人々から「多摩の横山」と呼ばれていた多摩丘陵の尾根部に位置する散策路。全長は約10キロにおよび、眺望、自然観察、歴史などが楽しめる散策コースとなっている。「防人見返りの峠」（多摩丘陵パノラマの丘）は、エコプラザ多摩と学校給食センター永山調理所の間にある眺望ポイントで、多摩市域を一望することができる。⇒ 多摩市公式ホームページ
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